「多和田志朗先生による特別合同稽古会の報告」

尾崎 健次

 去る7月27日(日)、碧南市の休日稽古会を兼ねて、中学生も含めた特別合同稽古会として、長年、臨海体育館でご指導頂いている多和田志朗先生に、改めて、体系的に、講話を交えて剣道のご指導を頂きました。

 剣道の在り方としての、剣道の理念、剣道修練の心構えから始まり、準備運動、構えと目付、間合い、基本動作の打突、対人技能、熱中症予防と剣道の全般にわたって、細かな点まで熱心にご指導頂きました。

 構えは、相手から自分の剣先しか見えないような構えに持って行く。左足の膝の後ろにカタカナのイが入るように腰を右に回す。打突動作は右足の後ろに左足を引きつけたときにドン・ピシッと一拍子で行う。左手の締めは親指の第一関節下を小指の方に押しつけるようにして絞り込む。等々、先生独自の印象深い言葉で説明して頂き、長年ご指導を受けて来た経験者としては、そのときはすぐに分からなかったことも、その後の練習の中で、その正しさを身体で実感することがしきりでした。

 今回は先生の極められた術理のほんの一部しか披露されませんでしたが、もっと詳しく指導してもらいたいと思う方は、臨海体育館の火曜日の練習に参加して下さい。本格的な剣道が学べますよ。

 先生、ご指導ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

多和田志朗先生と参加者

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